3月22日(木)から北九州市などで開催される全国高等学校選抜自転車競技大会に、横浜高校から2年生4人が出場する。指導歴26年の矢島幸一監督のもと、昨秋の県新人戦で総合優勝を果たした同校。各種目での入賞を目指す。
長距離では、インディヴィデュアル・パーシュート(3Km)に佐々木眞也主将が、スクラッチ(6Km)に広瀬樹選手がそれぞれ出場。また、ロードレース(80・5Km)には両選手が出場する。「長い距離を走るので、精神面の強さを生かして上位入賞を目指します」と佐々木主将。広瀬選手も、「上り坂が得意。ロードレースでは優勝を狙います」と意気込む。
短距離では、スプリント(トラック2周)に曽我隼秀選手、ケイリン(5周)に野島康平選手が出場する。曽我選手は、「気負わず、自然体でのぞむことができるのが強み。入賞を目指します」と語る。同じく入賞を狙う野島選手も、「県予選では自分の思った通りの展開で行けた。(スピードを)長い距離維持する体力をつけていく」と語った。
また、大会にはメカニックとして加藤司馬選手も同行し、選手を支える。「選手がリラックスして臨めるよう、心身ともにサポートしていきます」。
ライバルが原動力
ゴールを決めて全力で追い込む「もがき」など、自分との闘いとなる厳しい練習メニューも多い。だからこそ、良きライバルである12人の部員が、互いのモチベーションの源だ。「あいつには負けない」という思いが、選手を磨き上げる。「選手が自転車を好きになることが重要。苦しい中でも頑張れる子を育てたい」と矢島監督は話す。最終目標は、インターハイでの総合優勝。栄光への階段を上るべく、全国選抜に挑む。
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