春峰園 アサガオ500株を提供 区庁舎に緑のカーテン
造園・土木設計施工を行う(株)春峰園(釜利谷東)が、区庁舎へのグリーンカーテンの設置とアサガオの苗木の無料提供を行った。同社は一昨年、市により「横浜型地域貢献企業」に認定。「地域の役に立ちたい」と区に申し出て、実施となった。
グリーンカーテンの設置場所は区庁舎南側窓の2階から4階にかけて。ネットを張り、50株のアサガオの苗を植えた。蔦(つた)が伸びると、8月には一面を緑が覆い、建物内の気温上昇を抑える地球温暖化防止のグリーンカーテンとして完成する予定。それまで週に1度、社員が世話をする。
また苗木の無料提供も実地した。生産者とタイアップし、種から育てたアサガオ450株を用意。地区センターや保育園、区民が集まるイベントで無料配布した。
認定を受ける以前から、造園業で余りの出た資材の無料提供などを行っていた春峰園。相澤升平専務(34)はこうした取り組みを「会社のある釜利谷近くを流れるせせらぎを守りたいと思ったのが原点」と振り返る。地元のせせらぎに生き物を呼び戻したいと草刈りなどを始めたという。
「限定的になるより、より広い地域に貢献したかった」と相澤専務。「地域に根ざし、信頼される会社作りを目指す」と話し、今後も意欲的な活動を続ける姿勢を示した。
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