シーサイドライン全駅 津波避難所に指定
シーサイドラインの全14駅が7月18日、新たに津波避難施設に指定された。12日に認定されたテックランド横浜金沢店(富岡東)に次いで区内で5例目。区は避難施設の拡充に向け、民間施設のさらなる協力を呼びかけている。シーサイドラインは磯子区から金沢区の沿岸部の高架を走るため、浸水予測区域の大部分をカバーできる。高台の少ない工業地域からも安心の声があがっているという。
今回避難所に指定されたのは海抜5m以上のコンコースとホーム。5mに満たないコンコースやホームは除外した。収容人数は全駅合わせて約5100人。今後は改札付近を中心に津波避難施設を知らせるステッカーや、各駅の海抜を書いたポスターを随時設置し、区民に周知していく予定だ。
横浜新都市交通の小山修二運輸課長は「駅は地域の人々が使う身近な存在。避難場所として提供できれば安心につながるのではという思いがあった」と話している。
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