神奈川県間税会連合会の「税の標語」優秀作品がこのほど決まり、10月30日に県庁で表彰式が行われた。金沢区からは、小田（こだ）中学校の安部奈々子さん（１年）と大道中学校の鈴木郁海（いくみ）さん（３年）が県教育委員会教育長賞を受賞した。
この標語募集は、消費税などの間接税を納める企業からなる同会が、県内の小中学生を対象に毎年実施している。今回は１万６４７３の応募の中から、優秀作品21点が選ばれた。
「その税が みんなの暮らしを 支えます」が入選した小田中の安部さんは、小学校のときに行われた租税教室で、税の役割を知ったという。「私の標語を見て、自分のお金がみんなの暮らしを支えると感じてほしい」とコメントした。
大道中の鈴木さんは、「消費税 私もしていた 助け合い」が入選。「とても大きな賞をいただけて嬉しい」と受賞を喜んだ。また、「税金は私たちの未来のために大切だと改めて感じた。国が抱えている問題に意識を持てるようになりたい」と抱負を述べた。
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