神奈川県中学校駅伝競走大会が11月10日、横浜八景島・海の公園周回コースで行われ、男子の部で金沢中学校(石川湧大、濱田康宏、平野恭崇、松崎伶惟、青木優和、越川堅太)が1時間3分37秒で初優勝した。同校は、12月16日(日)に山口県山口市で行われる全国中学校駅伝大会に出場する。
先導のオートバイが見えてからまもなく、ゴールに最初に姿を現したのは、金沢中アンカー・越川選手だった。最終区・6区へのタスキ渡し時点ではトップから26秒遅れの4位。先行する生麦、横浜田奈、宮前平を次々に捕えてトップに立った。大歓声に迎えられた越川選手は、両手を挙げてゴールテープを切り、初の全国切符をもぎとった。
地元・金沢区で果たした快挙に、同校の大槻康勝監督(36)は「初優勝は素直に嬉しい。選手たちは自分たちが何をすべきか、やるべきことを実行した。『気持ち』で勝った」と喜んだ。そのうえで、「これに満足せずに、県の代表として気を引き締めて全国大会に臨みたい」と話した。
同校OBでプレス工業陸上部の今村慧さん(28)は、「有力とされながら、なかなか勝てなかったので良かった。全国を経験し、世界を目指す選手が出てきてくれれば」とエールを送った。
女子は惜しくも2位
女子の部にも出場した金沢中は、横浜田奈と最後まで競り合ったが、3秒差で2位に終わり、全国大会出場を逃した。大槻監督は、「持っている力を十分に発揮できた。1、2年生ばかりのチームなので、来年に期待したい」と評価した。
男女とも、12月2日(日)に茨城県で行われる関東大会に出場。上位入賞をめざして練習に励む。
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