作詞・作曲家のたきのえいじ氏がプロデュースするYOKOHAMA屋が10月17日、シングル「女達のバラード」でCDデビューした。カップリングの「横浜行進曲」は横浜の地名が随所に登場するご当地ソングになっている。AKB48など大人気の大人数アイドルグループに負けじと、23人の中高年演歌グループが横浜に元気を注入する。
メンバーの一人、区内並木在住の美月さち子さん(63)は、たきの氏に師事していたことからグループに参加。歌謡教室の指導や歌手活動の合間をぬって、YOKOHAMA屋の活動している。「一人で歌うのとは違いがあって、楽しい。カップリングの横浜行進曲は、横浜の風情があって元気が出る。大好きな歌」と話している。
たきの氏は小林幸子の「とまり木」などのヒットメーカーだが、実は福岡で同じようなグループ「博多屋・本店」をデビューさせており、演歌版AKBの仕掛け人として活躍中。「ほかの音楽では当たり前のボーカルグループを演歌の世界でも作ったら面白いのでは」と企画したという。
現在はレコード店などを回るキャンペーンやレッスンに忙しい毎日。『超遅咲き』デビューのメンバーの今後の活躍が期待される。
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