神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

創学館サッカー佐藤選手 県U−16で優秀選手に 横浜選抜に他4人も

公開:2013年1月17日

  • LINE
  • hatena
サッカー部のメンバー(同校提供)
サッカー部のメンバー(同校提供)

 横浜創学館高校の佐藤翔輝選手(1年)がこのほど、地区選抜大会「県U-16ユースサッカー研修会」で大会優秀選手に選ばれた。これは同校サッカー部初の快挙。また、佐藤選手を含めた5人が横浜地区選抜として出場を果たした。

 県高体連サッカー専門部などを中心に、2009年に始まったこの研修会は今年で4回目。Jクラブの下部組織に所属する選手や国体メンバーに隠れた、「部活動所属」の実力者を発掘し強化していく狙いがある。

 参加資格をもつのは高校1年生だ。同校からも10人が7月と8月に行われた横浜地区の選考会に参加。各校の有力選手100人以上が集まるうち、20人の枠に5人が選抜された。9月から始まったリーグ戦に横浜選抜Bチームとして出場し、川崎や湘南選抜など8チームと順位を争った。

 佐藤選手は12月まで行われた試合でMF(ミッドフィルダー)として実力を発揮。技術力やスピード、判断力などが総合的に評価され、15人の大会優秀選手の一人に選ばれた。過去、選抜選手として部員を輩出し続けている同校だがこれは初めてのこと。顧問の檜山和孝教諭(45)=写真上・左=は「県のU-16のベストイレブンに選出されたに等しい」と喜んだ。一方、佐藤選手は「(選出された日は)はじめて横浜選抜Bチームが試合に勝てた日でもあったので、チームとして勝てたことの方が嬉しかった」と振り返る。

韓国で交流試合も

 兄の影響で小学1年からサッカーを始めたという佐藤選手。同校では1年生ながら6月から試合出場を果たしている。「部活動では自立した選手の育成を目標に、技術だけでなく生活面や授業態度も重視している」と檜山顧問が話すように、ピッチの外の態度も評価されてのことだった。早朝や部活終わりのグラウンドには、黙々と自主練習に励む姿がある。今回の大会ベスト15入りは、積み重ねた努力がもたらした結果といえる。佐藤選手は「県1位のMFになることと、プロでも通用する選手になることが目標」と話した。

 県は中国・遼寧省(りょうねいしょう)と韓国・京畿道(きょんぎど)と「三県省道友好交流ネットワーク」を結び、スポーツ交流などを進めている。大会MVPと優秀選手を合わせた16人はこれから、韓国で行われる試合に向けトレーニングを積む予定。派遣は今夏8月の最終週になる見込みだ。

賞状を手にする佐藤選手
賞状を手にする佐藤選手

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

楽器や音楽を身近に

杉田劇場

楽器や音楽を身近に

大学生主体で公演企画

5月2日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月2日

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook