神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

高校野球県大会 横浜2年ぶり頂点 49校の激戦、きょう開幕

公開:2013年8月8日

  • LINE
  • hatena
優勝が決まり喜ぶ選手たち
優勝が決まり喜ぶ選手たち

 第95回全国高等学校野球選手権記念神奈川県大会決勝戦が7月30日、横浜スタジアムで行われ、横浜高校が平塚学園を3対0で下し、2年ぶり15度目の優勝を果たした。選手はきょう8月8日に甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する全国大会に出場する。

 決勝戦は5回、1死の場面で長谷川寛之主将(3年)が右前安打で出塁。「初戦から投げている伊藤に先制点をあげたかった」と振り返る。そのエース・伊藤将司投手(2年)が先制の2塁打を放つなど、4連続長短打で一挙に3得点。伊藤投手の好投で、平塚学園に3塁を踏ませず完封した。渡辺元智監督(68)は「技術は互角。精神的な戦いが大きかった」と話し「甲子園は甘くないが、力あるチームを倒してきたので自信を持って戦いたい」と本戦に向け表情を引き締めた。

桐光・松井攻略が弾みに

 「この日を絶対に忘れない」。全国屈指の左腕・桐光学園の松井裕樹投手(3年)に13三振を奪われた今春、選手は寮の部屋に新聞記事を貼り練習に明け暮れた。昨夏は準々決勝で4季連続の甲子園出場を阻まれた相手。松井対策で球速140Km/hに設定した打撃マシンを5m近づけて打ち込んだ。守備位置を入れ替え、エラー対策で守備練習を強化。作戦が奏功し、今大会準々決勝で松井投手に2本の本塁打を浴びせ、3対2で勝利をもぎ取った。同点弾を放った4番・高濱祐仁選手は「真っすぐが遅くなっていた。春からの取り組みがつながった」と話した。渡辺監督は「泣きながら練習に耐え忍んだ成果。松井君の存在で気合が入った。感謝している」と豪腕をたたえ「連打が効かない中、本塁打でしか勝てない。最高の勝ち方だった」と勝利を噛みしめた。

 前評判の低かった横浜だが、初戦から接戦を制する我慢の野球で力をつけた。選手は一勝ごとに成長を感じていたという。桐光学園を破ったことで更に勢いづいた。「今年は桐光の松井と言われ、ここで横浜だと言わせたかった。甲子園では神奈川の野球のレベルの高さを見せつけたい」と長谷川主将は優勝を誓った。初戦は13日(火)、香川代表の県立丸亀高校と。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

ランドセルを海外へ寄付

金沢区PTA連絡協議会

ランドセルを海外へ寄付

15の小中学校から352個

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook