園児に伝える命の尊さ シーパラダイスで慰霊祭
動物愛護週間初日の9月20日、横浜・八景島シーパラダイスで動物慰霊祭が行われた。これは水族館で死亡した動物の霊を慰めるとともに、来場者の安全を祈願して毎年行われている。
20回目の今年は文庫幼稚園の園児や保護者、シーパラダイスの飼育員ら230人が出席。瀬戸神社の佐野和史宮司が神事を取りまとめ、アザラシやアシカなどの冥福を祈ると、祈りを捧げる園児の姿が見られた。
慰霊祭後は海の動物と歌を歌う「なかよしセレモニー」が行われた。動物の命の尊さを伝えるこの行事は、毎年ショー担当者が企画。担当者の山形えり子さんは「言葉が通じない動物とも心を一つにして、動物や友達を大切にできる優しい人になってほしい」と話した。
その後園児たちは新施設「うみファーム」に移動。生きものへの感謝の気持ちをこめて、マダイの稚魚250尾を海に放流した。
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