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フグ釣りの魅力伝える 区内老舗の釣船店

文化

公開:2014年2月6日

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釣れたてのフグの毒を処理する健太郎さん
釣れたてのフグの毒を処理する健太郎さん

 2月9日は下関ふく協会の定める「ふくの日」。下関でフグは「ふく」と呼ばれ、「福」の字にあやかり縁起の良い魚とされている。下関のイメージが強いが、金沢区にも、フグにゆかりのある釣船店がある。

 野毛屋釣船店(柳町)は1946年に開業した、区内釣船店の老舗。初代店主の故・黒川忠治さんは、東京湾でフグ釣りを始めた先駆者のひとりだ。「当初は『食べたらあたる』というイメージが今よりも強く、フグ釣りは一般的ではなかったようだ」と息子で二代目の忠雄さん(68)は話す。

 同店では春以降に現れる「ショウサイフグ」と、今の時期に現れる「アカメフグ」の釣りができる。これらのフグの釣り方は「カットウ釣り」と呼ばれ、エサの甘エビに食いついた瞬間を見計らい、ハリでひっかけて釣り上げる。忠雄さんの甥で船長の健太郎さん(37)は、「運だけではなかなか釣れない。難しい分、釣れた時は達成感がある」と話す。その達成感に”ハマる”人は多いという。

 「最近は女性のファンも増えてきた」と忠雄さん。三代で築いたフグ釣りの技術と魅力を伝え続ける。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

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