横浜市は今年3月、米軍から返還された旧小柴貯油施設の跡地利用について、公園を整備するための基本計画案を発表。市民意見募集を実施した。計画案で示された「緑の広場空間創造エリア」は、平たんな地形を生かした複数の広場がある。金沢区ソフトボール協会は6月12日、鈴木伸哉副市長に同公園にソフトボール競技ができる広場を整備することを要望し、6504筆の署名を提出した。
現在、金沢区内に横浜市の「ソフトボール専用球場」はない。国吉一夫会長は「(ソフトボールは)野球と同じに思われているが、全く別の競技。ソフトボールではピッチャーマウンドは不要なんです」と訴える。また、広さも異なるため、野球場の広さがあれば約2面のグラウンドが整備できる。同協会には、成人男女の部で45チーム、少年少女の部で13チームが所属している。昨年度の年間試合数は合計343試合。練習や試合は区内の学校のグラウンドなどを融通し合い、何とかスケジュールを消化しているのが現状だという。
山下逸重理事長は「ソフトボールは小さな子から高齢者までプレーでき、生涯スポーツに最適。ぜひ専用球場を実現していただきたい」と要望。これに対し、鈴木副市長は「貴重な意見として受け止めながら、具体的な計画を進めます。喜んでいただけるような内容にしたい」と回答した。
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