衆議院議員総選挙の投開票が12月14日に行われた。前職と新人の3人が争った神奈川1区(磯子区、中区、金沢区)は、自民党の前職・松本純氏(64)が6度目の当選を決めた。また、維新の党の新人・篠原豪氏(39)は比例で初当選を果たした。
松本氏は投票締め切り直前の午後7時50分ごろ選挙事務所入りし、支持者と共に開票速報を見守った。8時8分、「当選確実」の一報が流れると、集まった支持者からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。松本氏は「まずやるべきことは経済再生。その後、私が得意としている社会保障制度の改革に取り組んでいきたい」と話した。
金沢区選出の市会議員から、今回の国政選挙に転じた篠原氏。小選挙区では及ばなかったものの、日付の変わった午前1時頃、比例当選の一報を受けた。「地方議員経験者が国会議員になるのは、地域主権が叫ばれる中で大事なこと。言うべきことを言って、真のビジョンある町づくり国づくりを若い力で実行していきたい」と述べた。
前回衆院選に続く立候補となった共産党の新人・明石行夫氏(55)は「前回出馬した際とは違う反応があった。ぶれない所を強みに戦えた」と話した。
1区の投票率は53・78%で前回から6・48ポイント減。金沢区は6・94ポイント減の56・94%だった。
金沢区・磯子区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>