横浜市老人クラブ連合会主催のカラオケ大会が12月5日、サルビアホール(鶴見区)で開かれ、能見台白寿会の渡辺他三郎さん(90)が歌唱賞を受賞した。金沢区代表として共に出場した西大道千歳会の上村金治さんは特別賞だった。
渡辺さんは7月に行われた区大会で優勝し、市大会への出場権を獲得した。「人前で歌う大会に出るのは初めてで緊張したが、思い切って歌ったのがよかった」と振り返る。
大会当日に歌ったのは、大好きな五木ひろしの「おはん」。日本人の感情を細やかに表現した歌を、自身の経験に照らし合わせて、情感豊かに歌い上げた。「度胸がついたのか、あがることなく歌えた。受賞もでき、最高です」と笑顔を見せた。
「歌いながら仕事をするくらい歌が大好き」という渡辺さんは今でも週に2、3回、スナックなどで自慢の喉を披露。白寿会のカラオケ部には4年前から通う。「会の中ではピカイチ」と会員もその声に賞賛を惜しまない。「歌と女性はずっと現役でいたいですね」と
冗談交じりに話した。
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