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共に生きる 株式会社 横浜八景島
海の生きものを尊び、自然界での生き方や役割を伝える―水族館の使命だ。「昔はそれで十分だった」と話すのは布留川信行社長=写真。「地域や時代によって求められる形も違う。社会の関心に合わせて変わらなければ」。変革が今、進み始めている。
水族館は”心の企業”
横浜の観光核施設として誕生したシーパラダイス。20年をかけ進化し、一昨年には「海育」を掲げうみファームを新設。東京湾の環境改善という使命も得た。同年から運営する都市型施設・エプソン品川アクアスタジアムも今年、新スタイルに。光や音で魅せる大人の演出や、仕事後も立ち寄れるようバーも。水族館の可能性を追求する。
社会貢献の意味を強く持って今夏、宮城県に新設するのは仙台うみの杜水族館。「震災以降、恵みの海は脅威に変わってしまった」。三陸の海と人々の関わりや東北の生物の展示し、復興への道のりを発信することで「日本人が海と脈々と築いてきた関係を取り戻したい」と熱をこめる。
地域と共に臨むプロジェクトだ。地元企業や住民と協働で進める企画も多い。地元との連携は20年で培った自信がある。「金沢区で育ててもらったシーパラダイス。ここで学んだことが根幹になる」
生きもの、地域、社員―「共に生きる」が信念。そこに地球というキーワードも加わった。「保護や環境保全を通じ平和の一部に貢献できるかもしれない」。金沢でまいた種が日本で、世界で芽吹けばと願う。「水族館は”心の企業”。満足度が10倍になれば、成長と言えると思うんです」
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