説明に聞き入る参加者＝金沢区役所提供
「地元を体験し楽しみながら知ることで愛着をもってほしい」との思いから金沢区が制作した、スマートフォンやタブレット端末などの携帯デバイス向けのまちあるきアプリ。使用法やその魅力を知ってもらおうと１月28日、横濱金澤シティガイド協会との連携のもと「初不動」を巡る体験ツアーが行われた。
区内の10のルートを紹介する、歴史スポット案内アプリ「かなざわ歴史散歩」と、ＡＲ技術（拡張現実）を活用した「かなざわ歴史めがね」。ツアーは昨年12月に発表した２つのアプリのうち後者に収録されている昔の風景と現在の風景を比較しながら実施された。
この日参加した29人の参加者は、タブレットを持つ職員ごとに４つのグループに分かれて移動。京急能見台駅に集合し、日平橋、旧不動尊跡、谷津関ヶ谷不動尊、正法院などを散策した。「ガイドの説明の補完としてアプリを使ってもらった。『面白そうなのでスマホでもやってみよう』という声も聞かれ、興味を持ってもらえた」と区担当者は話す。今後はデータを充実させていく予定。同協会との連携企画も計画していくという。
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