釜利谷高校レスリング部の内藤玲央さん(1年)が、1月に行われた関東高校選抜大会・84kg級個人対抗戦でベスト8に入賞した。内藤さんは3月26日から新潟県で行われる全国高校選抜大会に出場する。
84kg級には県予選を勝ち抜いた25人が参加。1回戦シードで迎えた2回戦は10対0の圧勝。しかし本人は「初めての関東大会でかなり緊張し、体がなかなか動かなかった」と振り返る。
3回戦の相手は埼玉県・花咲徳栄高校の古市和久選手(2年)。口に縫合が必要なほどの傷を作りながら奮闘し、結果は5対5。しかし大技の多さで判定負けとなった。
試合で見えた課題を「タックルの際に頭を低くしてしまうことと、ひとつひとつの技が単発で終わってしまうこと」と自己分析。もうひとつの課題は「体重を増やすこと」だ。階級は84kg級だが現在の体重は74kg。「嫌いな食べ物が無いので、たくさん食べまくりたいです」とはにかむ。
「先生のアドバイスを良く聞き、自分でよく考えて練習に励みたい」。全国選抜の目標はメダル獲得だ。
入部率向上で表彰
同校はレスリング部のほか、ボウリング部も全国出場などの優秀な成績を収めている。近年は生徒の部活動加入促進を進めており、2014年度の入部率は36・5%で、前年度に比べ6・6ポイント上昇した。
2月7日には入部率上昇を理由に「かながわ部活ドリーム大賞」(県教育委員会主催)の「かながわ部活チャレンジ賞」を受賞。同校担当教諭は「学校説明会での広報に力を入れている。部活をやりたい気持ちを後押しできれば」と話した。
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