今回で4回目となるボランティアバスが7月17日夜に区内から出発。昨年と同じ宮城県石巻市で丸2日間の被災地支援活動を行った。主催は金沢区災害ボランティアネットワーク(災ボラ)と横浜市金沢区社会福祉協議会。スタッフを含め40人が参加した。
現地では、今年も雄勝湾の海底清掃を実施。「海をつくる会」のダイバーが海底から回収したガレキや家具を、手作業で集積場所へと運んだ。「まだまだやることはたくさんある」と話すのは、災ボラ代表の外山薫さん。陸から見れば穏やかな海だが、海底にはまだまだ大量のガレキが眠っているという。「(作業は)今は点でしかないけど、いつか面になっていけば」と地道な作業の継続を誓う。
また、今回も区内食品製造業4社が協力。仮設住宅の人々に食べてもらおうと、「文明堂食品工業」「かをり」「南部フーズ」「あけぼの」がどら焼きやクッキー、佃煮などをそれぞれ提供した。文明堂の及川茂工場長は「おもてなしはわが社の社風。少しでも笑顔になっていただければ」と話した。
提供された食品は、ボランティアが仮設住宅を1軒1軒回り手渡した。外山さんは「2年連続で訪れた場所では、皆さん待っていて下さった。バスが出るまで手を振ってくれ、つながりの深さを感じた。来年以降、どんな形で続けられるか考えていきたい」と話した。
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