神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ごみ拾いで花火支える 大会前後にボラ活動

社会

公開:2016年9月1日

  • LINE
  • hatena
浴衣でごみを拾う参加者も
浴衣でごみを拾う参加者も

 花火大会などの大型イベントでとかく問題になりがちな「ごみ」。8月27日に開催した金沢まつり花火大会も毎年、多くのごみが発生する。砂浜を清掃し、花火大会を支えるボランティアの活動を取材した。

 雨がパラついた今年の金沢まつり花火大会には、約25万人が訪れた(主催者発表)。会場では場内アナウンスでごみを持ち帰るよう呼びかけているほか、会場に設置されたごみ集積所では、環境事業推進委員や資源循環局の職員らが分別指導を行っている。金沢区役所の担当者は「大会継続のためには、皆さまのご支援、ご協力が欠かせない。ごみの減量や会場の美化などマナーの更なる向上にご協力をお願いしたい」と話す。

 花火前後のビーチクリーン活動をしたのは、市民団体の「I LOVE YOKOHAMA」(ハマラブ)。大会開始前の午後3時、海の公園管理センター前には、SNS上の呼びかけでビーチクリーンの参加者たちが集まった。

 ハマラブが清掃を始める以前は、救護室に毎年のようにガラスの破片やロケット花火で裸足の裏をケガした子どもが運ばれてきていたという。そこで同センターはみなとみらい周辺などで清掃活動をするハマラブに相談。2008年から活動が始まった。「大会後に清掃するボランティアはあったが、前はなかった。ハマラブがやるようになって、救護室に運ばれる子どもは0人になったと聞いている」と話すのは代表の佐藤勇さん(36)。「せっかく海の公園にきてくれたのだから、楽しい思い出を持って帰ってほしい」と願う。今年の清掃には約40人が参加。当日、参加を呼びかける場内アナウンスで、急きょ参加した人も少なくなかったという。「開始当時よりごみが減っているのは実感できる。だが、今年は例年以上に花火ごみが多かった」と佐藤さん。今後は花火ごみの危険性を呼びかける必要性も感じたという。

 また、花火大会の後には清水建設やみずほ銀行金沢文庫支店、学生団体You+Thなど複数の団体が砂浜の清掃を行った。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

楽器や音楽を身近に

杉田劇場

楽器や音楽を身近に

大学生主体で公演企画

5月2日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月2日

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook