第65回神奈川文化賞と文化賞未来賞が10月18日、発表された。文化賞には、横浜高校硬式野球部の元監督である渡辺元智さん(72)や金沢区出身のシンガーソングライター小田和正さん(69)さんら4人が、文化賞未来賞には若手芸術家2人が選ばれた。
この賞は神奈川県と神奈川新聞社が共催で実施。1952年から毎年、神奈川県の向上発展に尽力し、その功績が顕著な個人・団体に対して贈られている。また、2001年に設置された文化賞未来賞は、今後の活躍が期待される若い世代を対象としている。
渡辺さんは、半世紀近くにわたり横浜高校野球部の監督を務め強豪に育て揚げた。監督として春夏合わせて27回の甲子園出場で、歴代3位タイの51勝、5度の優勝に導いた。2015年、惜しまれつつ監督を勇退。現在は青少年の健全育成や企業などでの人材育成のため、全国で講演活動を展開している。
金沢文庫の「すずらん通り商店街」で育った小田さんは、1969年、オフコースを結成。「愛を止めないで」「さよなら」など数々のヒット曲を発表する。89年のオフコース解散後にはソロとして活動を本格化。自身の故郷である横浜を歌った作品も多い。今年4月、ベストアルバム「あの日 あの時」をリリースした。
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