感謝状が贈呈された
金沢警察署（木原信一郎署長）は11月９日、振り込め詐欺を未然に防いだ金融機関に感謝状を贈呈した。
対象は今年10月中に、金沢区内で未然防止された６件。来店した客に声をかけ、預貯金の引き出し理由など具体的な確認を行い詐欺被害の未然防止につなげた。阻止額は１千万円に迫る。木原署長は「振り込め詐欺は増加している。水際での阻止が重要」と話し、感謝を述べた。同署は町内会などを回り、金融窓口による声かけの理解を促しているという。出席した功労者からは「最近では全件通報への理解が高まっている」「理由を教えてくれる人が増えた」などの声が聞かれた。同署生活安全課担当者は「金沢区は窓口がうるさいから他区へ行くよう犯人から指示があるほど、ガードが固いことが知られている」と引き続きの協力を要請。また「ＡＴＭ付近で携帯電話で話しながらうろついている人がいたら通報を」と呼びかけた。
功労者は以下。▽オレオレ詐欺／横浜片吹郵便局・上月弘子局長、横浜銀行金沢シーサイド支店・都筑光宏支店長、横浜信用金庫富岡支店・加藤亜紀子支店長、横浜銀行金沢文庫支店・小林秀信支店長、横浜金沢八景郵便局・窓口担当 駒田詩織さん▽架空請求／六浦駅前郵便局・藤巻修局長
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