8月にアメリカで行われた競技ヨーヨーの世界大会「WYYC2016」と、10月に日本で初開催された国際大会「THROWDOWN!」で、横浜市立大学2年の高田柊(しゅう)さん=人物風土記で紹介=がダブル優勝を果たした。WYYCは同じ「2A部門」で4年前、高校1年時に頂点に立った大会。その後、栄冠を手にした大会は数知れない。
音楽に合わせて2つのヨーヨーを操り、アクロバット技で魅せるのが最大の武器。4年前のWYYCで初めて、成功した。今年は「男らしいかっこよさ」を表現するためロッキーのテーマに合わせ、バク宙や前方半捻りを披露した。昨年は団体でこそ優勝しているものの「勝ちたい気持ちが強すぎて空回り。今年は楽しもうと臨み、技が全て決まった時はほっとした」と高田さん。優勝の瞬間は、ライバル関係なく歓声が送られたという。「世界中の人と技で交流できる。一瞬で輪が広がるのが魅力」と笑顔を見せる。
常に人々を魅了するような新技を研究しているという高田さん。「発想力の戦い。遊び方は無限大」。今後はヨーヨーの魅力を発信していくとともに「世界大会でのタイトルを積極的に獲得していきたい」と意欲を見せた。
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