磯子区や金沢区の中学生らが所属する硬式野球チーム横浜南ボーイズ(大谷剛正会長)が7月2日まで市内などで行われた「日本少年野球選手権大会」の神奈川予選を制し、2年連続の全国大会出場を決めた。
県予選1回戦は昨年黒星を喫したこともある座間ボーイズと対戦。序盤に6得点を奪うなど巧打で快勝して勢いに乗ると、続く2回戦、準決勝を圧勝。青葉ボーイズと対戦した決勝戦は、2対2で迎えた最終7回裏に加藤勇成君(3年)がサヨナラタイムリーを放つ劇的な勝利。5回目の夏の全国行きを決めた。
主将の小島直樹君(3年)は「(サヨナラ打は)気持ちで打ってくれたと思う。少しでも長くみんなと野球がしたい」と話し、全国の大舞台を見据えた。
連戦乗り切る体力強化
今期は徹底した基礎体力強化に着手。メンバー全員で行うダッシュや筋力トレーニングの後、課題克服や長所を伸ばすための練習に
各選手が取り組んできた。
県予選の全4試合を完投したエースの梅田健太郎君(汐見台中3年)は、連戦を乗り切る下半身の力とミート技術をアップさせるバッティング練習に励んだという。梅田君は「全国制覇が目標。昨年の雪辱を果たしたい」と話し、準優勝と躍進した昨夏の全国大会を上回りたいとした。
後藤均監督は「後輩たちの励みになるような試合をしてほしい」と期待した。全国大会は8月2日、大阪府で開幕する。
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