逆転勝ちで勢い
関東学院大学硬式野球部が10月18日、同校金沢文庫キャンパスギオンパークで行われた神奈川大学野球連盟秋季リーグ(第一部校)で神奈川工科大学を7対2で下し、リーグ制覇を果たした。同校のリーグ制覇は2012年の春季リーグ以来5年ぶり。
大会は同連盟加盟の12校が6チームずつ、一部と二部に分かれてリーグ戦を行うもの。春と秋の年2回実施される。
同校は8月下旬に行われたリーグ初戦、鶴見大学を相手に4点差を跳ね返して逆転勝ち。鈴木聡監督=人物風土記で紹介=は、「最後まであきらめない野球が選手の自信になった」とチームが勢いに乗った。
その後は春季リーグを制した桐蔭横浜大学、昨年秋の覇者・神奈川大学から2勝を挙げるなど、全10勝中6勝で逆転勝利。全チームに勝ち越し、「勝ち点5」で優勝を果たした。同校のリーグ優勝は通算55回目で、同連盟加盟校で最多。主将の長島慎司選手(4年)は、「素直に嬉しく、ほっとした」と振り返った。
集中力切らさず
春季リーグは3位。その後、チームで取り組んだのは「全力疾走」、守備でボールがこぼれた時に周囲の選手が備える「カバーリング」、最後まで自分たちのプレーをやり通す「集中力」の強化だった。
日頃の練習では、一つひとつのプレーを丁寧に、選手同士が声を掛け合うことで集中力を持続することを意識。試合で劣勢に立たされても、目の前のプレーに全力を注ぐことを継続し、挽回する力を付けた。
同校は上位2校に与えられる「関東地区大学野球選手権大会」への出場権を獲得。10月30日に昨年全国ベスト4の強豪・上武大学と対戦する。長島選手は「リーグ戦と同様、部員132人全員の力でぶつかっていきたい」と決意を語った。
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>