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海の公園ライフセービングクラブ ごみ捨てない仕組みを 環境活動で実践賞

社会

公開:2018年4月19日

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活動日には欠かさずビーチクリーンを行う
活動日には欠かさずビーチクリーンを行う

 第25回横浜環境活動賞受賞者がこのほど決定され、実践賞に金沢区で活動する「横浜海の公園ライフセービングクラブ」が選ばれた。この賞は地域で様々な環境活動を積極的に行っている企業や団体、学生を表彰するもの。今回は市民の部6団体、企業の部2社、児童・生徒・学生の部2団体の計10団体が受賞した。表彰式は6月14日。

 今年30周年を迎える横浜海の公園ライフセービングクラブの登録メンバーは現在、119人。4月1日から5月末までの毎週末とゴールデンウィーク、海水浴期間に監視所活動を行っている。海の安全を守るだけでなく、海の環境保全活動にも力を注いできた。

欠かさず海岸清掃

 「ごみ問題や海の環境など、毎日、目の前で海を見ているからこそ、変化を見逃すことができない」と話すのは同クラブ事務局長の座間吉成さん(50)。発足当初から活動日には欠かさず、公園利用者や近隣住民と一緒にビーチクリーンを続けてきた。座間さんは長年の経験から「ただ拾うだけでは、ごみは無くならない。捨てない仕組みづくりが大切」と指摘する。

 そのため、毎年開催するジュニアライフセービング教室やいきいきフェスタなどで、環境についての啓もう活動を実施。砂浜のごみは、街中や川、排水溝などから流れてくるものも少なくないと説明する。「皆さんに”ごみはどこから来たんだろう”と疑問を持ってもらうことが出発点。そこから、自身の身近な問題としてとらえてくれれば」と話す。今後は沖縄で始まった「この先海ですプロジェクト」を展開していきたいとも。ごみが捨てられる排水溝などに「この先海です」とサインをつけることで、海に繋がっていることを広く伝えていきたいと考える。

 また、同クラブは横浜市温暖化対策本部のアマモ調査にも協力。海の公園でのアマモの繁殖範囲などを調べている。

 

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