金沢区は今年度の目標や取組を示す「金沢区運営方針」を5月15日に公表した。基本目標は昨年に引き続き「地域の皆さまと共に考える、挑戦する、つくる!〜訪れたい、住みたいまち・環境未来都市 金沢を目指して〜」。区民や団体、企業との協働の輪を広げながら、区制70周年を契機に事業を推進していく。区政推進課の担当者は「金沢区は本当に魅力的なまち。事業を通し、その魅力を高めたい」と話した。
5つの柱で施策進める
「目指せ!環境未来都市」では地域活性化策を推進する。区独自の新規事業としてGISを利用した地域支援マップの整備推進に着手。区役所や区社会福祉協議会、地域ケアプラザなどから成る地域支援チームがより効率的に支援ができるよう、地域情報を電子地図情報として共有する。また、区局連携促進事業として、金沢文庫駅から金沢八景駅にかけての区心部の街づくりについての検討を進めていく。
「金沢の魅力をもっと発信!」では、歴史や自然、観光、大学、産業のまちをPR。昨年愛称が決まったLINKAI横浜金沢の活性化推進事業を、区内大学と連携した取り組みなどを盛り込みながら推進していく。
子育て支援策を盛り込んだ「すくすく育て!かなざわっこ」。虐待防止プログラム理論に基づく助言ができる支援者を養成する事業や地域子育てネットワーク事業で、子育てしやすい街を目指す。
「誰もが健康で生きがいを感じられる地域の実現!」では、毎年多くの人が参加する健康ウォーキング事業、認知症高齢者らの支援、地域包括ケアの推進などに取り組む。「防災力・災害対応力、アップ!」では引き続き地域防災拠点の円滑な運営ができる人材を育成。共助による災害の備えを充実していくほか、災害に強いまちづくりを目指し、インフラ耐震化も併せて進めていく。
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