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ピックアップ 記憶、記録に残る夏に いざ最後の戦いへ

スポーツ

公開:2018年6月28日

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右から牧内投手、石田主将、伊藤投手
右から牧内投手、石田主将、伊藤投手

 氷取沢高校との統合が決まっている磯子高校。単独チームでの出場はおそらく今大会が最後となる。部員19人で挑む、最後の夏に向けて意気込みを聞いた。

秋の旋風、再び

 「打ち勝つ野球」を目指し、練習の8割がバッティング練習という同チーム。昨秋は、強豪・横浜創学館や横浜商業を立て続けに破り「磯子旋風」を巻き起こしベスト8入りした。シード校として臨んだ春季大会は、湘南学院に敗退。持ち味の攻撃的な野球を展開することができなかった。

 チームは牧内都、伊藤涼太両投手を中心に守りからリズムを作り、攻撃につなげるのが特徴。春はミスから失点したため、夏はリズムよく守ることも鍵となる。「後ろに伊藤がいるので安心して投げられる」と牧内投手が話せば「投げる場面は緊迫した場面がほとんど。強い気持ちで投げたい」と伊藤投手。2人のリレーで夏も勝ちにいく。今年のチームのテーマは昨年に続き「打破」。そこに込めた思いを「うちは打ち勝つ野球。打ち破って勝ち進みたい」と石田倫哉主将は話す。

 伊藤投手は「磯子高校という強いチームがあったんだということをたくさんの人に知ってもらえるような夏にしたい」との思いを抱く。過去最高の成績を目指し、記憶にも記録にも残る最後の夏に挑む。
 

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