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「六浦」セミナー 20周年を久良岐能舞台で 演目加え、成長見せる

文化

公開:2018年11月1日

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連吟で謡を披露する(提供/同セミナー)
連吟で謡を披露する(提供/同セミナー)

 金沢ゆかりの能を学ぶ会「六浦(むつら)」セミナーが20周年を迎えた。記念発表会を11月17日(土)、久良岐能舞台(磯子区岡村)で開催する。称名寺で行われる薪能から生まれた会が、20年の集大成の舞台を見せる。

 日本の伝統文化である「能」に触れる機会を、子どもたちにも与えたい――。そんな思いから称名寺薪能を運営する「ふみくらの仲間たち」が中心となり、1998年から始まった「六浦」セミナー。月2回、金沢八景駅近くの瀬戸町内会館で、能楽師で櫻間家の当主、櫻間右陣さんらを招き、子どもから大人まで謡や仕舞を学ぶ。

 金沢区は「六浦」「放下僧」など能の舞台になっている場所が少なくない。セミナーでは地元にゆかりのある演目を中心に練習を重ねる。講師の一人、伊藤真也さんは「地元ならではの形。生徒が薪能の舞台に立つのはここでしかできない」と話す。

 10周年の記念発表会は「六浦」「放下僧」だけだったが、10年たった今回は「羽衣」「紅葉狩」なども演じ、成長を見せる。午前11時開演。入場無料。

「子どもにこそ能を」

 「能の美しい言葉や文章に触れることは、子どもにとって素晴らしい財産になるはず」と運営委員の河合由紀子さん。今回は日程の都合上、子どもは出演しないが、日々稽古に励んでいる。

 今年から練習に参加する本山リサさん(小4)は、テレビで狂言の野村萬斎さんのファンになり、興味を持ったという。「ちょっと難しいけど、謡は楽しい」と話す。

 多い時は30人いた会員は現在、大人19人、子ども2人。河合さんは「気軽に見学にきてほしい」と呼びかける。希望者は【携帯電話】090・3809・2753(河合さん)へ。

稽古に励む本山さん(左)
稽古に励む本山さん(左)

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