株式会社アイデムが主催し11月23日に表彰式が行われた写真コンテスト「はたらくすがた」で、磯子区磯子台在住の志村駿くん(浜小学校1年)が優秀賞に輝いた。同賞は小学生の部4306点の中で、グランプリ、準グランプリに続く上位賞。志村くんは「すごく嬉しかった」と受賞を喜んだ。
弟と遊ぶ保育士を一枚に
志村くんは、夏休みの課題で学校から同コンテストを紹介され応募。母親の睦子さんらとコンテストのテーマである「働く大人」について考え、昨年まで通い、よく一緒に遊んだ保育園の保育士を被写体にすることにした。現在も弟の拓海くん(3)が通う保育園を夏休みに訪れ写真を撮影。弟と楽しそうに遊ぶ保育士を一枚に収めた。「笑顔の先生を撮れた」と志村くんは振り返る。
普段から仲が良い兄弟。昨年まで2人で同じ保育園に登園していたが、1人で保育園に通う弟が心配だったという志村くんは、写真のタイトルを「おとうとをおねがいね」とし、心境を表した。
嬉しさの中に悔しさも
今回志村くんが受賞した優秀賞は、グランプリ、準グランプリに続く賞。11月23日に行われた表彰式に出席し、賞状と記念品を受け取った。ただ、グランプリ、準グランプリに贈られたトロフィーはもらえず「すごく悔しかった」と涙を流した。
普段から、睦子さんのスマートフォンで風景などを写すという志村くん。優秀賞受賞を機に、さらに写真に興味がわいているといい「来年もこのコンテストに参加してトロフィーをもらいたい」とすでに来年を見すえている。
求人媒体の発行などを事業とするアイデムが主催するこのコンテストは2005年から開催され今回で14回目。全国の小・中・高校生を対象に「身の回りで働く大人の姿」をテーマに写真を募集した。児童、生徒に働くことの素晴らしさや大切さを考えてもらうことを目的に実施している。小学校から高校までの応募総数は8018点。うち小学生の部は4306点だった。
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