ファッション雑誌「VOGUE」のモデルのポーズに似ていることからその名がついたヴォーグダンス。金沢区釜利谷在住のRUMMY(ラミー)さんは、このほど本場ニューヨークのボール(ダンスバトル)で初優勝した。「海外の試合は初めて。腕試しのつもりだったが、気持ちだけは負けないという自信がついた」と話す。
ボールは勝ち抜き戦で、5人の審査員と観客の前で2人ずつ一斉に踊る。「上からも横からも、正面からも見られている中で踊るのはアドレナリンが出る」とRUMMYさん。決勝では、相手ダンサーの手が顔を直撃し青あざができたが「逆に闘争心に火が付いた」とも。アクシデントにも動じずに踊り続け、見事栄冠を手にした。
「自分の長所を見つけて”見て見て”と披露するところが好き」とヴォーグダンスの魅力を表現する。6週間の滞在で5回バトルに参加したが、優勝したのは、最初の1回のみ。「それでも、ヴォーグをやっている人たちに名前を知ってもらえた。英語はしゃべれないけど、居心地がよかった」と振り返った。
幅広くダンス指導
金沢区ではダンスグループSU―ZUstyle代表をつとめ、「SU―ZU」の名でも活動する。子どもだけでなく、ダンスをやってみたい初心者の大人まで幅広く指導する。昨年12月にはキッズの全国大会の審査も担当した。「ヴォーグも希望者がいれば、教えていきたい。姿勢も歩き方もきれいになると思います」と話した。
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