神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

磯子区真照寺 児童見守る「令和地蔵」建立 交通安全・治安向上を祈念

文化

公開:2019年6月20日

  • LINE
  • hatena
令和地蔵(右)と水谷住職
令和地蔵(右)と水谷住職

 高野山真言宗禅馬山真照寺(水谷栄寛住職/磯子区磯子)は、境内に児童を見守る「令和地蔵」を建立した。6月14日には開眼式典を行い、交通安全、治安向上などが祈念され、地域に披露された。

 建立された地蔵はタイで制作された3体。高さ2mと3mの地蔵3体が境内に立つ。14日の開眼式典には、寺や磯子小学校関係者、区内選出議員など約20人が出席。地蔵に魂が入れられた。

 「小学生や保護者が亡くなった川崎の事件や小さい子どもたちが巻き込まれる事故が相次ぎ、あらためて地域で子どもたちを見守らなくてはならないとの思いを強くした。地域の安全のランドマークとなれば」。水谷住職は建立した理由をこう話す。新たな時代に子どもたちを見守ってほしいと「令和地蔵」と名付けた。

 真照寺は、磯子小学校の向かいに位置している。1873(明治6年)創立の磯子小学校は真照寺の寺小屋が前身。水谷住職は「児童の安全・安心は開校時からの寺の願いと言っても過言ではない」と話す。地蔵は、通学路からも見える場所に建立されており、児童の安全・安心を見守る。

ボランティアが活動

 磯子小学校では、地域住民や保護者らで構成されるボランティア「学援隊」が登校時に学校周辺に立ち、子どもたちの安全を見守っている。交通安全指導員を務め、孫が同小に通っているという隊長の内山初江さんは「子どもたちや保護者、地域の方々が地蔵を見ることで交通安全への意識が高まれば」と話す。

 式典に出席した磯子小学校の宮島章校長は「特に登下校時はボランティアの皆さまや地域の方々に支えられている。この地蔵が児童を見守るシンボルのようなものになればうれしい」と話した。
 

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

楽器や音楽を身近に

杉田劇場

楽器や音楽を身近に

大学生主体で公演企画

5月2日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月2日

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook