神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
金沢区・磯子区版 公開:2019年12月12日 エリアトップへ

磯子区役所 災害時援護者名簿を提供 汐見台自治会連合会と協定

社会

公開:2019年12月12日

  • LINE
  • hatena
猪俣区長(左)と岡会長
猪俣区長(左)と岡会長

 磯子区役所(猪俣宏幸区長)と汐見台自治会連合会(岡道子会長)は11月28日、「災害時要援護者名簿の提出に係る協定」を締結した。区と連合自治会がこの協定を結ぶのは、2014年の洋光台、16年の上笹下に続き3例目。

 横浜市は、介護保険の認定が要介護3の人や認知症のある人、身体障害者手帳1〜3級の人など、市が定める要件を満たした、災害時に自力で避難することが難しい要援護者の名簿を作成。発災時には地域防災拠点に提供する。今回の協定により、同連合会は、提供を拒否しなかった要援護者の名簿を受け取り、見守り活動に活用する。

一歩進んだ見守りを

 同連合会は54の単位自治会からなり、3352世帯(4月1日現在)が加盟している。磯子区地域福祉保健計画(スイッチON磯子)では、地区別計画として「高齢者や一人世帯の見守りネットワーク」に取り組んでいる。担当者が地域を周り「新聞受けがたまっている」「洗濯物が干しっぱなし」などを確認しているが、名簿がない現状では見守り活動に限界を感じていたという。今回、磯子区から協定の打診があり締結した。岡会長は「これまでよりもさらに一歩進んだ地域での見守りができると考えている」と話す。

 単位自治会が要援護者の名簿を把握することで、日頃からコミュニケーションを取り、災害時の迅速な対応につなげていきたい考えだ。「汐見台地区では安心・安全のまちを掲げているが、福祉に強いまちへの第一歩にしたい」と岡会長は話した。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

楽器や音楽を身近に

杉田劇場

楽器や音楽を身近に

大学生主体で公演企画

5月2日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月2日

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook