川崎龍清選手
関東学院大学ラグビー部４年の川崎龍清選手（22）がこの春からジャパンラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツに入団する。
盛岡工業高校でラグビーを始めた。高校時代から日本代表候補の合宿に選ばれるほどの実力者だった。自身の性格は「とにかく負けず嫌い」。追い込まれるほど、闘争心に火がつく。「勝つためにはどうすれば良いのか常に考えている」と話す。
昨年12月、関東大学リーグの１部へ復帰が決まった入れ替え戦でも「勝ち」へのこだわりは強かった。右足に故障を抱えながらも痛み止め、テーピング等を駆使し試合に出場。ロックとしてラストは10分以上に渡るタックルの応酬に耐えた。「最後だったので何としても出たかった。みんなで勝ち取った１部復帰」と振り返る。
同チームには日本代表の稲垣啓太選手をはじめ、同部ＯＢ選手が多く所属する。「強い人たちが集まるところなので不安もあるが、やるからにはとにかく全力で頑張りたい」と意気込む。
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