昨年3月にまちびらきを迎えた金沢八景駅周辺の整備事業についてのアンケート結果がこのほど発表された。対象は駅周辺の住民や来街者、大学生、商店街事業協同組合員で昨年11月から5446枚を配布。うち1894人から回答を得た。
駅周辺の整備事業に対する評価は、「評価できる」「概ね評価できる」が全体の77・8%に。評価できる点は、「駅東西の横断や乗り換えが便利」(66・7%)を筆頭に、「広場ができて、バスやタクシーが利用しやすい」(48・3%)「歩道や照明が整備され安全で歩きやすい」(34・8%)と続いた。
一方、今後に期待する点は「商業施設の業種・業態の充実」(65・7%)、「京急線金沢八景駅橋上改札内で工事中の階段とエレベーターの完成」(42%)、「金沢八景の自然や歴史がより感じられるまちに」(38・8%)が上位に。大学生のみだと、「地域と大学が連携したまちづくり活動の推進」が32・1%で3位となった。
乗降者数も増加
整備以前は、駅前広場など都市基盤の充実や京急線とシーサイドラインの乗り換え円滑化などが長年の課題となっていた金沢八景駅周辺。横浜市は、土地区画整理事業による基盤設備とあわせたシーサイドラインの延伸など複数の事業で一体的なまちづくりを進めた結果、相乗効果を得られたとする。駅の乗降者数は京急線、シーサイドラインともに増加傾向だ。横浜市は今後もアンケート調査を実施し、結果の分析・検証を通じて、市街地開発事業の計画づくりや事業推進に生かしていくとしている。アンケートの詳細は市ホームページで公表している。
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