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横浜環境保全 地域貢献で最高表彰 生ごみ堆肥化し食循環に

経済

公開:2020年4月23日

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認定証を持つ高橋代表
認定証を持つ高橋代表

 廃棄物回収・処理などを行う、金沢区鳥浜町に工場を構える横浜環境保全(株)(高橋義和代表取締役/本社・横浜市中区)がこのほど、2019年度の横浜型地域貢献企業の最高位であるプレミアム表彰に輝いた。高橋代表は「活動が評価されとても嬉しく光栄に思います。社員や関係者に感謝でいっぱいです」と喜びを語る。

 横浜型地域貢献企業支援事業は、地域を意識した経営を行い、環境保全や地域ボランティア活動などの社会的事業に取り組む企業等を認定する横浜市の制度で07年から始まり、現在479社が認定されている。認定期間は2年間。

 横浜のCSRを代表する取り組みを行う企業などを顕彰するプレミアム表彰は18年度から始まった制度。活動が顧客や地域などのニーズに沿っており、持続可能性や成長を生む取り組みを実践している企業に贈られる。今まで4社が表彰され同社は5社目。今回で10年目の継続認定となり10年表彰も受けた。

 横浜市一般廃棄物収集運搬業許可第1号を取得した同社は1972年に設立し、事業系の一般廃棄物の扱いを中心に事業を展開しており、金沢区と瀬谷区に事業所を持つ。01年の食品リサイクル法の施行時から堆肥化事業に着手。「ハマのありが堆肥」を開発した。

道志村と連携

「ハマのありが堆肥」は、(株)横浜ビールが運営する飲食店「驛の食卓」から排出されるモルト粕と残飯を原料の一部として堆肥化したもの。横浜市の水源となっている山梨県の道志村で活動する「道志村ひゃくしょう会」がその堆肥で野菜を栽培し、市内飲食店へ出荷することで食の循環(フードループ)に取り組んでいる。それらの事業などが評価された。

 今回の表彰について高橋代表は「環境保全の事業が認知されることを期待したい」と話し、「今後も地球の健康に寄与できる『地球健康貢献企業』を目指していく」と意気込みを示した。
 

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