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「なくそう、コロナ差別」 誹謗中傷を「思いやりやエール」に
新型コロナウイルス感染症の市中感染が広がる中、感染への恐れから感染者やその家族、医療従事者、日本に住む外国人らに対する不当な差別や偏見、いじめが社会問題化している。また、患者が発生した集団(職場や学校など)への不当な差別も生じている。横浜市は人権週間にちなみ11月25日から12月1日の1週間、横浜市営地下鉄ブルーライン車内に中刷り広告を掲出するなどし、新型コロナに関連した人権への配慮を呼びかけている。
ではなぜ、差別や偏見が生まれるのか。そのメカニズムを日本赤十字社が「3つの顔」として解説している。
1つ目は病気そのもので、2つ目は見えないウイルスに対する不安や恐れ。この不安や恐れが、感染者という見える形になった時に、遠ざけようとする気持ちが生まれ3つ目の顔となる「差別」につながる。こうした風潮が強くなると、検査のための受診や保健所への情報提供をためらう人が現れ、感染を拡大させることにもなりかねない。
冷静な対応を
今や、新型コロナは誰でもかかり得る病気になった。これからは、回復した人が地域社会で活動することも多くなる。感染対策を進める一方で、ウイルスによって地域社会が分断されないよう、正しい情報を見極め、冷静な対応をすることが求められる。「こんな時こそ、思いやる心をもち、支え合って生活することが大切」と金沢区担当者は呼びかける。
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