磯子区岡村2丁目・3丁目の大部分を占める約780世帯が属する岡村中部自治会(橋本康正会長)がこのほど、地元に根差した防災マップを作成し全戸配布した。
防災マップ作成は3年前からスタート。岡村地区は坂や崖があり、狭い道が多く、地震火災の際には延焼の危険性が高い地域という特性がある。同自治会では、「災害時の備え」として、市の事業「まちの不燃化推進事業」で、市都市整備局や磯子区役所から支援を受けながら防災マップの作成を進めてきた。2018年に街歩きを実施し、19年に自治会内に「地域まちづくり推進委員会」を設立。広域避難場所や地域防災拠点、避難時に危険となりうる場所、地形などを地図に落とし込んだ。マップは表裏でA2判、A3判で印刷し用途により使用できる形にした。
橋本会長は「昨年、今年と地域防災拠点訓練を開催できなかった。マップを通して自助、公助の意識が少しでも高まればと作成した。災害について家族で話し合うヒントになれば」と話した。
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