神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

横浜市 道路損傷 LINEで通報 市民投稿で迅速対応へ

社会

公開:2021年5月20日

  • LINE
  • hatena
市の公式アカウント画面内に新設される「道路の損傷通報」(赤枠部)をタップし情報を入力する。通報には二次元コードから友だち登録が必要
市の公式アカウント画面内に新設される「道路の損傷通報」(赤枠部)をタップし情報を入力する。通報には二次元コードから友だち登録が必要

 横浜市は道路の損傷情報を市民がスマートフォンなどを使い市に通報できるシステムの運用を5月14日から始めた。投稿された写真や位置情報などから市側は損傷の状況や地点を瞬時に把握することができ、迅速に修繕対応することが可能になる。

 市道路局によると市民が道路の陥没やガードレールの損傷などを見つけた場合、これまでは電話などで情報を寄せてもらい、現地に職員を派遣し状況を確認してきた。しかし口頭での説明となるケースが多いため、場所の特定や損傷状況の把握が難しく、対応に時間を要する場合もあるという。

2分で完了

 新たに始まるサービスは昨春開設した市のLINE公式アカウントを活用する。メニューに「道路の損傷通報」という項目を追加。市民が道路損傷などを発見した際、「道路の損傷通報」ボタンをタップすることで起動する専用のトーク画面から案内に従い、損傷のタイプを選択した上で、写真や位置情報を入力する。2分ほどで通報が完了するといい、現地に職員を派遣することなく、損傷の状況と位置が把握することができる。

 市民から道路損傷に関する情報提供は年間1万1千件ほど寄せられている。状況により差異はあるものの、職員は1件あたりの対応に5分から10分ほどの時間を要しているという。新たなシステムが導入されることで、損傷箇所の場所と状況を素早く特定し、迅速に対応することが可能になり、職員の負担軽減と効率化にもつながる。

要緊急事案は電話でも受付

 LINEを通しての情報提供や修繕要請は市の公式アカウントを友だち追加することで利用可能。24時間受け付け、道路の陥没や土砂崩れ、倒木といった緊急性を要する対応が必要な場合はこれまで通り、各区の土木事務所での電話による通報受付も継続する。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

楽器や音楽を身近に

杉田劇場

楽器や音楽を身近に

大学生主体で公演企画

5月2日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月2日

こどもホスピスへ理解を

設立の動き全国各地で

こどもホスピスへ理解を

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook