7月から8月にかけて各地で行われる全国大会。このコーナーでは、金沢区と磯子区から全国の舞台に挑戦する高校生と中学生を紹介する。
女子5000m競歩坂井希夢選手横浜高2年
6月の南関東大会で4位に入り、初めてのインターハイ出場を決めた。「最初はびっくりしたけど、段々実感が湧いてうれしくなってきた」と心境を明かす。
25分台を狙った南関東では、26分22秒で「途中で遅れてしまい、思ったレースができなかった」。それでも気持ちを新たに臨んだ神奈川選手権では、25分46秒の自己ベストで優勝を果たした。初めての全国を目前に控え、「緊張すると思うけど、自分の力を発揮できるように頑張りたい」。自己ベストを更新し、決勝進出を目指す。
女子アーチェリー木村佳央選手横浜学園高2年
70m先の的を狙って弓を放つアーチェリーの県予選で優勝。女子個人の神奈川代表として、全国大会に臨む。「人生で初めてのインターハイ。とてもうれしい」と喜びを表す。
地元・横須賀のジュニアチームで競技を始めたのは小学4年の時。県予選当日は風が強かったが、経験と日ごろの練習が生きた。「下半身が大切で、ずっしりと構えることを練習から意識している。長年やっていると、風を退けて撃てるようになる」。納得いく出来ではなかったというが、全国のステージに駒を進めた。「自分がどこまで成長できるのか楽しみ。頑張って入賞したい」。全国の舞台も楽しみ、上位進出を狙う。
空手道横浜創学館高空手道部
関東大会・全国大会の常連校が、今年もインターハイへ進んだ。団体では男女そろって出場。個人では女子組手で千葉満利愛選手(2年)と斉藤乃愛選手(3年)、男子組手で三川弦大選手(同)と阪田優人選手(同)、女子形で水留捺月選手(2年)、男子形で栗城虹翼選手(1年)の6人が全国に挑む。
昨年はインターハイが開催されなかったため、2年ぶりの舞台。男子主将の高橋優斗選手(3年)は「今年は学年問わず楽しむことを意識している。その中でも日本一を目指して、皆で高めあってきた」と語る。
団体では今回から組み合わせ抽選会を競技の前日に実施することに。これまでは前もって相手が分かることで対策を立てて、大会に臨んできた。今までと違う状況にも「どの相手になってもいいような練習をしている」と女子主将の斉藤選手。感染症拡大防止のために活動時間や場所が制限される中でも、「普段の練習をいかに本番に近づけていくか」を意識して練習に励んでいる。
個人でも出場する斉藤選手は「団体は皆と一緒に優勝を。個人はチームのためにも優勝を目指したい」。高橋選手は「スタート地点に立てた。昨年出られなかった先輩たちの分も頑張りたい」と言葉に力を込めた。
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