金沢中学校バドミントン部男子が、7月末に藤沢市で行われた神奈川県中学校総合体育大会で三冠を果たした。団体戦と個人戦ダブルスは連覇。関東大会では団体戦と個人戦ダブルスでベスト4以上の成績を残し、県勢で唯一、明日8月19日から全国大会に出場する。
県総体で金中バドミントン部男子が、昨年覇者の力を見せつけた。ダブルス、シングルス、ダブルスの順で3戦を行い、先に2勝した方が勝利する団体戦。同部は3年の杉山竣さん、田代隼也さん、椎名倖太郎さん、佐藤咲颯さん、2年の志村倫央さんが出場した。初戦の金程中(川崎市)から旭陵中(平塚市)、東橘中(川崎市)、決勝のあざみ野中(青葉区)まで、全て2対0で下しての勝利。部長の杉山さんは「個人戦へ勢いをつけたかった」と話し、危なげなく団体戦を制した。
勝利への気持ち強く
個人戦は、ダブルスに杉山・椎名ペアと佐藤・志村ペアが出場し、杉山・椎名ペアが優勝。椎名さんは「ミスも多く、準決勝や決勝はもつれてしまった」と話すが、団体戦に続きこの種目でも同部が連覇を果たした。
シングルスには田代さんが出場。昨年は上級生に敗れて準優勝に終わったが、今年は全試合ストレート勝ちで三冠に貢献した。「『勝ちたい』という気持ちが大事。気持ちが薄いとメンタルがぶれてしまう」と田代さん。公式戦以外でも強豪と対戦を重ね、自信をつけてきた成果が実った。
団体・ダブルスで全国
8月7・8日に山梨県で行われた関東大会では、団体戦で2年連続ベスト4に進出。さらに、ダブルスで杉山・椎名ペアが準優勝し、それぞれ全国大会出場を決めた。
関東・全国の舞台での勝利を目指し、近隣の横浜高校や社会人チームなどに協力を仰ぎ、強化に努めてきた同部。顧問の篠原哲教諭は「多くの人に支えられている。神奈川県のためにも、全国で上位に進みたい」。全国大会は19日から、青森県で開催される。
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