磯子区民文化センター杉田劇場は現在、鉄道模型やジオラマなどの展示を開催している。展示品を手掛けているのは、横浜市内在住で元プロ野球選手の屋鋪要さん。自宅で所有している模型や写真などの一部を、特別に見ることができる。
現在、同館ギャラリーで開かれている「屋鋪要 1872年〜1970年代の鉄道模型とジオラマ展」。屋鋪さんが所有する列車のNゲージ模型や鉄道写真、駅舎を再現したジオラマなどを展示している。模型は過去から現在まで、全国各地を走る約50車両ほどが厳選されている。
屋鋪さんはかつての横浜大洋ホエールズなどで、プロ野球選手として活躍。現在はソレキア(株)野球部の監督を務めるほか、スクールで子どもたちの野球指導などを行っている。
一方で鉄道愛好家としても知られ、全国各地の鉄道写真を撮影。鉄道専門誌で記事を連載していた経験もある。昨年11月に磯子消防署の一日消防署長を務めた縁から同館とつながり、同館が今回の展示を企画。普段は自宅で保管している模型のほか、自身や父親がこれまでに撮影した鉄道写真などを集めた特別な展示が実現した。
本人も登場
見どころの一つが、鉄道が開業した1872年の旧新橋停車場の作品。車両模型とあわせ、当時の停車場を再現したジオラマを見ることができる。屋鋪さんは「どうぞ気軽に見に来てください」と話す。
会期は3月19日(火)までで、開場は午前10時から午後4時30分(最終日は4時終了)。本日14日午後1時30分から4時30分と、17日(日)1時から4時30分には屋鋪さん本人も会場を訪れる予定だ。問い合わせは同館【電話】045・771・1212。
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