平安時代から約1000年の歴史をもつ料理の伝統作法「庖丁式」が1月16日、中区万代町の横浜市技能文化会館で披露された。
これは同館が日本の伝統技術を広く市民に見てもらい、後世に伝えようと毎年1月に開いている恒例企画。当日は応募した市民150人が参加した。日本料理の調理師で古来よりの技を現在に伝える横浜料理人組合萬屋心友会の島田和気男さんが、素材の鯉に一切手をふれず鉄製の箸と庖丁で鮮やかにさばき、最後は頭と切り身で「心」の文字を完成させていた。また会場では抹茶もふるまわれ、参加者は正月らしいおめでたい雰囲気を満喫していた。
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