支援の寄付呼びかけ 「神奈川フィル応援団」が発足
松沢知事が団長に就任
「がんばれ！神奈フィル応援団」の発足式が２月25日、中区の神奈川芸術劇場で行なわれた。
同応援団は、県内唯一のプロ・オーケストラとして活動する神奈川フィルハーモニー管弦楽団の支援を目的に結成された。同楽団は、長引く不況によるチケット収入の減少や補助金の削減などで苦しい運営を迫られているほか、平成25年11月末までの公益財団法人への移行を目指し、財政強化が喫緊の課題となっている。
この日の発足式では、県内有力企業の関係者や文化人ら35人が出席。団長に松沢成文県知事、副団長に林文子横浜市長と川本守彦氏（川本工業（株）社長）を選出したほか、活動について意見を交わした。
同応援団は今後、県民をはじめ企業・団体に幅広く寄付を呼びかける予定。寄付金は同楽団が新たに設置する「神奈フィル ブルーダル基金」に積み立てられ、運用される。松沢知事は「県民のオーケストラとして強力に支援し、音楽文化の振興を図りたい」と挨拶した。
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