区民が作り上げ毎年開催されている中区民ミュージカル。今年1月の公演で6回目を迎えた同ミュージカルの衣装を担当しているデザイナーの加賀田恭子さんは、劇中で登場する「妖精ノップ」を人形にし、その売上の全額を、被災地へ義援金として寄付した。
「自分にも何かできないかと考え、平和の象徴でもある”ノップ”を通して被災地にその思いを届けようと思った」と加賀田さん。ミュージカルのメンバーに声をかけたところ、30体(1体3500円)の注文や有志の寄付により11万3500円を横浜市役所を通して寄付した。
ノップ人形は実際に舞台で役者が着る衣装と同じ素材を使った5色。「ミュージカルに出演し実際に自分が舞台で着たノップと同じ色を注文する人もいた」という。
同ミュージカルを主催する赤い靴記念文化事業団の松永団長は「ミュージカルのテーマでもある夢や希望を、ノップが横浜から被災地へ運んでくれると思う」と笑顔で話した。
「チャリティー・ノップ人形」の購入希望者がいる場合は、相談に応じるという。問合せは【電話】045・641・3066 赤い靴記念文化事業団事務局まで。
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