中消防署(中区山吹町2─2/小野和夫署長)では、7月14日から「減災・防災ギャラリー」と題し、同署内階段に防災知識に関する写真などの展示を始めた。1階から4階までの階段壁面には、東日本大震災の被害の状況を伝える写真を設置し、地震や津波に関する知識を紹介している。また、同署署員も参加した緊急消防援助隊の活動写真や、熱中症予防対策なども展示している。
これは東日本大震災を受け、署を訪れる市民に階段を使用することで節電に協力してもらおうと、署員が企画したもの。同署では「たんにエレベーターの使用自粛をお願いするのではなくて、階段を昇り降りする際に、少しでも防災の知識をつけてもらえれば」と話している。
小学校や中学校が夏休みに入ったこともあり、親子連れで訪れる市民の姿も。解答を提出すると記念品がもらえる防災クイズも評判だという。「市民の方にとって消防署が身近で学べる場所になれれば」と同署。
問合せは同署【電話】045・251・0119まで。
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