コンシェルジュ認知高まる 保育サービスの案内役に
市が待機児童対策の一環として6月から各区に1名ずつ配置している「保育コンシェルジュ」。中区と西区でも区役所子ども家庭支援課を窓口に配置され、各家庭の保育ニーズや状況を聞きながら、利用できる適切な保育サービスの情報提供や相談を行っている。
導入から半年経って認知も高まり、保育園の入所案内が始まった11月からコンシェルジュを訪ねてくる保護者が増えたという。
保育サービスには認可保育園のほかに、市が独自に設ける基準を満たした「横浜保育室」や幼稚園で実施する「預かり保育」など多彩なサービスがある一方で、利用者にはそれらの違いが分かりづらく、十分に活用できていなかった。
4月1日現在の待機児童数は中区53人、西区12人。来年度の待機児童対策として中区では認可保育園が4園、西区では横浜保育室が1室新設される予定だが、待機児童の完全な解消にはまだ時間を要しそうだ。中区保育コンシェルジュの山内麻樹さんは「保育園を希望する家庭でも詳しく話を聞くと、一時預かりなど他の保育サービスでも対応できることも多い。雰囲気などの細かい情報も伝えられるように各保育施設にも実際に足を運んでいます。気軽に相談して欲しい」と話している。保育コンシェルジュの相談は、各区役所の子ども家庭支援課窓口へ直接か【中区】【電話】045・224・8198、【西区】【電話】045・320・8402へ。
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