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読者の疑問に専門医が答える 医療Q&A 「長引く咳に注意」 取材協力/長者町ファミリークリニック
Q.インフルエンザなど風邪が流行っていますが、特に注意しなければいけない症状は何ですか?
A.ずばり、肺炎ですね。主な症状は、咳や発熱など風邪に似ていますが、ウイルスによる風邪は安静にして栄養を摂れば自然治癒力でも治るのに対し、細菌性の肺炎は、抗生剤を投与しないとなかなか治りません。また、ご年配の方は風邪から肺炎を起こしやすく、死亡原因の上位を占めるので特に注意が必要です。
受診目安としては痰を伴った38度以上の高熱が出たとき。肺炎球菌のように1日で増殖する破壊力のある菌もありますので、咳が長引く、呼吸が苦しくて眠れない、胸が痛いなど気になる症状があれば自己判断せず早めに受診を。問診・聴診で診断は可能ですが、ご年配の方は症状や異常音が乏しいことも多く、レントゲン検査も必要とします。
長引く咳の場合、飛沫感染するマイコプラズマ肺炎や咳ぜんそくなども疑い、特殊な治療で対応します。
長者町ファミリークリニック
横浜市中区長者町3-7-5 YS長者町ビル1F
TEL:045-315-2211
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