「石巻の美味しいものが沢山揃ってます!お弁当もうすぐ売り切れです!」―。2月14日の昼過ぎ、若者の元気な掛け声につられ、西区役所玄関前が大勢の買い物客で賑わった。
これは、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市の名産品を集めた復興支援バザール「うんめぇもん市」。販売するのは、引きこもり等で悩む若者の自立や就労を支援する「よこはま型若者自立塾」の参加者たち。
同プログラムでは、昨年4月から定期的に参加者を被災地に派遣し、避難所での炊き出しや瓦礫撤去のボランティアのほか、横浜でも募金活動を行ってきた。
この物産展は、「被災地の経済復興のために何かできないか」という想いから始まったもので、昨年11月から横浜市役所や市内数ヵ所で行われている。会場には石巻の牡蠣や海産物を使った弁当や惣菜、名産の味噌や調味料が並ぶ。プログラムを主催するNPOヒューマンフェローシップの田上理恵子さんは「毎回多くの方にお越しいただき、被災地支援はもちろん、現地で活動してきた若者たちにとっても働く励みになっています」と話す。
次回開催は横浜市役所が3月12日(月)、西区役所が13日(火)の午前11時から午後1時30分。詳細問合せは事務局【電話】045・762・1435まで。
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