横浜駅周辺で3月1日、大地震の津波を想定した避難訓練が行われた。横浜市のほか、同駅に乗り入れる鉄道各社や県警、浸水が予想される地下街の店舗の職員ら約500人が参加した。
東日本大震災の発生を受けて県が新たに策定した「津波浸水予測図」では、大規模な震災が発生した場合、横浜駅にも大きな浸水被害が予想されている。
当日は、午前8時45分に震度5弱の地震が発生、4mの津波が到達するとの想定で行われた。駅構内には避難を呼びかけるアナウンスが流れ、改札口や地下街の避難者役の参加者たちを事業者らが地上の沢渡公園まで誘導した。
参加者の一人は「地上へのルートなど、日ごろの心掛けが大切と感じた」と話した。誘導にあたった西消防署の松原正之署長は「横浜駅は観光客も多く、不案内な人が多い。今回の訓練の教訓を活かし、災害に備えたい」と課題を述べた。
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