神奈川県司法書士会(蒔山明宏会長)は8月3日、高校生対象の「一日司法書士体験」を実施した。
これは8月3日の「司法書士の日」に合わせて、司法制度や登記制度により関心を持ってもらおうと、同会が毎年実施しているもの。同記念日は1872(明治5)年のこの日、司法職務定制が定められ、司法書士の前身となる制度が誕生したことから設けられた。
今年参加したのは横浜商業高校の生徒10人。司法書士から業務についての説明を受けた後、横浜地方裁判所の見学や裁判の様子を再現したDVDを鑑賞するなどして、司法書士の仕事や司法制度について学んだ。
また今年は制度発足から140周年の節目に当たることなどから、FMヨコハマの人気番組「ザ・ブリーズ」の中継が行われ、参加した高校生がレポーターの藤田優一さんの取材を受ける場面もあった。
参加した同校2年生の濱角結花さんは「デスクワーク中心という事前のイメージが変わり、人とのコミュニケーションが大事だと分かった。人の役に立てる魅力のある仕事だと思う」と話していた。
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