野毛山動物園内で展示されている市電車両内およびその周辺で6月16日(日)まで、世界各国の最新の路面電車写真展が行われている。時間は開園の午前9時30分から午後4時30分まで。無料。
フランスやドイツ・イタリア・モロッコ・フィンランド・スイス・アメリカなど外国の都市をはじめ、国内では札幌・富山・福井・広島・熊本などを走る路面電車の写真約30点が並んでいる。
これらの写真には、次世代型の路面軌道交通システムとして世界的に注目されているLRT(Light Rail Transit)も含まれる。そのほとんどが乗降の負担が少ない低床型となっている。
写真展を主催するNPO法人「横浜にLRTを走らせる会(栗原正明理事長)」では、「少子高齢社会や環境問題はもとより、渋滞解消や都市の活性化に効果があるとして世界で導入が進んでいる」と話す。同会では、横浜駅・みなとみらい・本牧をつなぐ路線を一つのプランとして掲げている。
日本では、2006年に富山県富山市で、一部JRの廃路線を使い初めてLRTが導入された。現在、栃木県の宇都宮市でも導入が検討されているという。
横浜市内では、公共交通をバスに頼っている本牧地区で、LRTを実現しようと「本牧LRV協議会(鶴田理一郎会長代行)」が中心となり定期的に勉強会を開催するなど、継続的に活動が行われている。
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